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千曲川だより

 掲載日 2014/07/25

 

 

飯山市立城南中学校1年生133名が      
「ふるさとの水害の歴史と防災」を学習しました

 

 7月23日(水)午前、飯山市立城南中学校1年生133名と引率の先生9名が、千曲川河川事務所を訪れ、ふるさとの水害の歴史や防災について学習しました。
 生徒たちの通う城南中学校は、飯山駅の南西、直線距離で約400メートル程、千曲川にも約600メートル程に位置し、生徒たちも日頃から千曲川に接する機会の多い学校です。


 飯山市は、昭和57年の千曲川支川樽川堤防の決壊、翌58年の千曲川本川堤防の決壊により、2年連続で大きな被害を受けました。
この災害を契機に堤防の整備が進められ30年経過した今も大きな水害は発生していません。
 
 飯山市城南中学校では、ふるさとの水害の記憶を風化させないため、総合的な学習の時間として、水害の歴史を学習することとなり千曲川河川事務所がお手伝いすることとなりました。

 当日は、3班に分かれ、@資料と映像を用いながら、昭和58年に起こった飯山水害や河川環境・水難事故防止などについて、A雨量観測、水位観測、監視カメラ等からの河川の情報を集約して水防活動や避難を促す情報を発信していることについて、B屋外では、内水氾濫の際に活躍する排水ポンプ車や照明車、衛星通信機器についての3プログラムを順繰りに学習しました。
 特に、昭和58年水害の映像は、生徒たちが産まれるずっと前のことで、話には聞いていたことがあったとしても、普段生活している場所の水害の様子は衝撃的だったかと思います。

過去に起こった飯山水害や河川環境について学習 防災災害対策室で雨量観測機器の仕組みを学習


排水ポンプ車と照明車の見学 照明車を操作しました

 今回の千曲川河川事務所での総合学習は、限られた時間内の慌ただしいものでしたが、帰宅後、家族内で話題として頂き、自分たちの地域の歴史や水害からどのように守られているのか、いざというときにどのように行動したらよいのかなどについて考えてもらうきっかけとなれば幸いです。
  

 

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