掲載日 2014/05/26
千曲川・犀川の出水に備え、「洪水対応演習」を実施しました
千曲川河川事務所では、梅雨、台風等による出水期を迎えるにあたり、出水時の洪水予測の実施、水防関係機関等への水防警報・洪水予報等の情報伝達方法の確認、被害軽減を図る措置としての対策工法の検討等を行うため、長野地方気象台、長野県及び市町村、各水防団体にもご協力を頂きながら、5月19日(月)に「洪水対応演習」(机上訓練)を実施しました。
演習は、前線による大雨により千曲川及び犀川の各水位観測所の水位が軒並み上昇し、長野市にある堤防が欠損するに至るという想定で実施しました。
○水防警報、洪水予報等伝達 | ○情報伝達先に着信確認 | ○広報活動(記者発表等) |
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○河川巡視状況とりまとめ ○災害対策車の出動要請等 長野市篠ノ井地先付近で内水被害が発生したという想定で、長野市から排水ポンプ車の出動要請がなされ、災害対策車の出動訓練、水門操作訓練など実施。 |
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○応急対策等 長野市から堤防欠損の情報を受けたという想定で、被害軽減のための応急復旧工法の検討や防災エキスパート・消防団・応急対策協定業者への出動要請・情報伝達訓練など実施。 |
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○演習後に日をあらためて反省会が行われ、参加した職員から課題や反省点などがあげられました。今後これらの課題等を改善し、これからの本格的な出水時期に備えて、洪水時には冷静で的確な情報伝達ができるよう、万全の体制で防災業務に取り組んで参ります。
○演習にご協力いただきました関係機関の皆様には、この場をお借りしましてお礼申しあげます。また、引き続き、出水等の対応にご協力をよろしくお願い致します。