掲載日 2014/02/18
− 未来の技術者たちに −
「南安曇農業高校」で出前講座を行いました
千曲川河川事務所では、平成26年2月13日に「長野県南安曇農業高等学校」(安曇野市豊科)で出前講座を実施しました。
近年、土木建設業界への若者の参入減少や離職が顕在化し、土木技術者の高齢化が進んでいます。このため、近い将来、社会基盤整備やその維持、災害対策を担う土木技術者が不足し、国民生活の安全・安心が確保できなくなる恐れもあります。
こうしたことから、未来を担う若者たちに、土木という仕事の魅力ややりがいを知り、理解してもらうため、現場見学会や出前講座などを行っています。
今回の出前講座では、環境クリエイト学科の2年生20名を対象に、
@河川工事の概要について
A千曲川・犀川の見方
をテーマにして講義を行いました。
河川の本川、支川といった基礎知識から始まり、洪水時に安全に水を流下させるための治水対策や堤防、護岸などの構造物などについて説明しました。
また、流域面積が長野県の約半分を占める「千曲川」「犀川」の特徴やこれまでの洪水の歴史、川に棲む生きものなどについても説明を行いました。
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講義後のアンケートでは、学生たちから土木建設業について、ものづくりの喜びや災害から住民を守ることができることに魅力を感ずる、将来土木業界の担う役割を引き継ぎ支えていかなければならないなどの感想が寄せられました。
千曲川河川事務所では、これからも若者に夢を与えられるような機会を作っていきたいと考えています。
千曲川河川事務所では、これからも若者に夢を与えられるような機会を作っていきたいと考えています。