掲載日 2013/11/01
生態学術研究会 千曲川現地視察会が開催されました
平成25年10月30日から31日にかけて、河川生態学術研究会親委員会及び千曲川研究グループのみなさんによる千曲川管内の現地視察会が開催されました。
(河川生態学術研究会とは?)
河川生態学術研究会では、生態学と河川工学の研究者が共同で川のあるべき姿を探ることを目的として、生態学的な観点より河川を理解するための研究活動を実施し、現在、4つの河川別研究グループ及び河川総合研究グループが、河川の本質の理解を深め、新しい河川管理に資する総合的な研究活動を行っています。
(千曲川研究グループとは?)
千曲川研究グループは、そのうちの一つで千曲川河川事務所と協働し、河道掘削による人為的インパクトが河川生態系に与える影響について河川工学、水文学、陸水学、動物学、植物学などの専門家が4年間にわたって千曲川中流域をフィールドに研究を行っています。
今回、河川生態学術研究会親会において、千曲川河川事務所と河川生態学術研究会千曲川グループが協働で調査・研究を行っている坂城町鼠地先、千曲市戸倉地先の他千曲川河川事務所で事業を行っている千曲市雨宮地先、長野市綱島地先の4箇所で視察が行われ、千曲川での研究の取り組みについて議論を交わしました。
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鼠地先で河道掘削を行った後の鳥類の 調査結果を説明する信州大学中村先生 |
千曲川グループの説明に対したくさんの 貴重なご意見をいただきました。 |
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現地視察後の意見交換会で底生動物 について発表する信州大学東城先生 |
千曲市雨宮地先で自然再生事業について 熱心に説明をきく親委員会のみなさん |