伊豆大島へ派遣されていたTEC-FORCE隊員が帰還しました
- 土砂災害危険箇所の調査・点検を実施 -

　平成25年10月台風26号で甚大な被害を受けた東京都大島町（伊豆大島）に被災状況調査のため、10月22日から派遣されていた緊急災害対策派遣隊（TEC-FORCE）隊員2名が、29日午後4時、無事、千曲川河川事務所へ帰還しました。

　千曲川河川事務所より北陸地方整備局緊急災害対策派遣隊（TEC-FORCE）の第2陣として出発した隊員2名は、被災状況調査班第4班（4名）を編成し、被災地到着後、元町地区において避難警戒ライン内の土石流危険渓流の調査を開始、その後、地元からの要請をうけ危険箇所の調査を実施しました。


　折から、台風27号、28号が接近しつつある中での現地調査となりましたが、台風27号の通過後は、岡田地区の急傾斜地危険箇所や三原山源頭部調査などを行いました。今後は、調査結果に基づき必要な対策が実施される予定です。

北陸地方整備局TEC-FORCE第2陣	千曲川河川事務所派遣の隊員2名

現地調査・点検状況

　今回の活動中、地元住民の皆様から激励をうけることや、マスコミの取材もありTEC-FORCEに対する関心や期待の大きさが感じられました。

　今後も災害を未然に防止するための事業を推進していくとともに、大規模な自然災害に対して、被災地への支援活動を円滑かつ迅速に対応してまいります。