掲載日 2013/10/25
中学生が千曲川河川事務所の仕事を体験学習
10月22日(火)、長野市立櫻ヶ岡中学校2年生の太田くん、森くん2名が千曲川河川事務所で職場体験学習を行いました。「現場での体験を」との学校側の希望も有り、長野出張所管内の河川巡視を体験しました。
長野出張所は、村山橋から篠ノ井橋までの千曲川と千曲川合流点にある落合橋から両郡橋までの犀川の管理を担当しています。今回は、犀川の落合橋から両郡橋までの区間約10km、左右両岸で約20kmを職員とともに巡視し、堤防等の河川管理施設の異状や河川内の不法投棄が無いか確認しました。
左岸の犀川第二緑地公園付近では、立ち入り防止柵が倒れかかっているのを発見し、写真撮影を行い記録しました。右岸堤防上では、不法投棄防止看板が剥がれておりテープを使って固定し直しました。また、長野大橋付近の綱島護岸下流工事の現場では、水制やブロックの現地製作の様子などを見学しました。
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立ち入り防止柵の異状を発見 | 不法投棄看板の補修 | 綱島護岸下流工事現場 |
出張所に戻ってからは、CCTVカメラを操作して、巡視してきたルート上の要所を再確認するとともに、パソコンを利用して巡視報告書を作成し、気づいた点を出張所長に報告しました。
普段利用の機会のないアプリケーションソフトやデジタルカメラからの写真の取り込みに戸惑いながらも懸命に取り組んでいました。
事務所では、伊豆大島へ緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)として派遣される職員の出発式に立ち会い、隊員を見送りました。また、排水ポンプ車や照明車といった災害対策用機械の操作体験も行いました。
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CCTVカメラ操作 | 巡視日報の作成 | 長野出張所の皆さんと | 災害対策用機械の操作 |
一日だけの職場体験学習となりましたが、国土交通省の仕事の一端を知ってもらうことができたのではないかと思います。この体験学習が、国土交通省の行っている事業や建設業に関心をもっていただくきっかけともなれば幸いです。