掲載日 2013/05/17
千曲川の上空を熱気球が飛行しました
〜佐久バルーンフェスティバル2013〜
日本一の長さを誇る千曲川(新潟県に入ってからの名称は「信濃川」)は、甲武信ヶ岳の源流から佐久市内に至るまでに、およそ2千m近い標高差を流れ下っています。
その佐久市の千曲川のほとりにある「千曲川スポーツ交流広場」では、毎年、熱気球の愛好家らが集うバルーンフェスティバルが開催されています。
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熱気球は膨らませて離陸するまで、風向きや風速にたいへん気を遣う必要があり、風が穏やかな早朝6時頃から準備が開始されます。人が豆粒のように見えてしまう程の巨大なバルーンを地面に広げて、横倒しにしたガスバーナーから燃焼音が響き渡ると、28機の気球が一気に膨らみ始め、次々と河川敷から飛び立っていきました。
地上から見上げる私たちには、のんびりとした雰囲気にさせてくれる気球ですが、ゴンドラの中ではバーナーの熱調整によって高度を操り、上空で吹く様々な方向の風を読みながら、いかにゴールに近づけるかを判断しながら、競技が繰り広げられているとのことです。
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この区間の千曲川を管理しているのは長野県の建設事務所ですが、コンクリートなどを使わない「空石積み(からいしづみ)」と呼ばれる石造りの堤防となっており、堤防周辺はたくさんの人々で埋め尽くされ、カメラの愛好家らは、さかんにシャッターを切っていました。
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(用地課 春原)