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千曲川だより

 掲載日 2013/4/2

 

 

上田の虚空蔵山から千曲川を眺めました

 

 上田市の虚空蔵山(こくぞうさん)からはさぞかし千曲川がよく見えるだろうと、昨年の秋から登りたいと思っていましたが、もたもたしているうちに平成24年度も 終わりそうになったので、あわてて3月31日(日)に登ることにしました。 車で上田市に向かう途中もワイパーが必要でしたので、日を改めようかと迷いましたが、坂城町を過ぎた頃から雨も止んできたので強行することにしました。

 虚空蔵山は太郎山と尾根でつながっている 兎峰。先端からの眺めは最高。

 上田市の上塩尻に駐車して、座摩神社を通過して出発です。足元の岩などの感じが坂城町の葛尾山に似ている気がしました。近い山ですし地質が同じなのかもしれません。途中、雨がだんだん強くなってきて、眺望のよい兎峰に着いても下界がクリアーでなく、もっと空気が澄んだ日にくればよかったと後悔しましたが、お茶を飲んでいると少しだけ天気がよくなりました。
 
 今年度は上田アリオ前と上田大橋下流で護岸工事に着手します。

 頂上に着く頃にはまた雨も強まり、急に寒くなり始めました。「ナンジャモンジャの木」という看板があり、なんじゃそりゃと思いましたが、急に暗くなってきたので先を急ぎ素通りしました。尾根を下っていると、山の北側から冷たい霧がどんどん流れ込んできます。白い霧が斜面を這う ように降りていき、下界はいつの間にか霞んでいます。寒気は山を伝って降りていくようです。桜が咲きそうだというのに一気に冷えたようです。

 山登りで雨具や防寒具を用意しておくこと、洪水に備えて堤防や護岸を整備しておくこととは基本的に同じなのでしょう。今回は私の認識が甘く、けっこう濡れました。私の場合は風邪をひくくらいで済むかもしれませんが、洪水の場合はそんなわけにはいかず、万全に備えなければなりません。

帰りは真っ白だったので去年撮った写真を。
いくつか見晴らしのよいポイントがあります。
上田道と川の駅の男子トイレに立つと
本来は虚空蔵山が正面に見えるはず。 

 ところで今回はカモシカに二度も遭遇しました。ほんとうに心臓に悪いです。熊かと思いました。鈴は鳴らしていたのですが。

 上田市街を見下ろすには絶好のルートですが、今回は天気がよくありませんでした。いつか写真を撮り直したいと思います。それにナンジャモンジャの木にも会いたいので。

                                              (経理課 大倉)
  

 

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