ふるさとの川を汚さないでください

　平成24年の秋頃から年末にかけて、河川敷への不法投棄が増加傾向にありました。投棄されたゴミは大量の廃タイヤや、各自治体のゴミ収集に容易に出すことができる量の生活ゴミなど様々です。

ブルーシートなどの廃農業資材や剪定枝の投棄。夏から秋頃に投棄され、繁茂していた草が枯れたことにより発見されました。

大量の廃タイヤの投棄がありました。地元の方がご厚意で処理してくださいました。

このゴミは、11/9に発見され、11/20に原因者が特定されました。60×45×30ｃｍの段ボール程度の量であり、なぜ市のゴミ収集に出さないのか疑問です。

家庭ゴミの投棄。警察署に通報し捜査が行われた結果、投棄者が特定されました。ゴミは投棄者により撤去されました。

　河川巡視等で発見された不法投棄は、投棄者を調査し、警察に通報するなどの対応をしています。通報を受けた警察は捜査を行い、投棄者を特定した場合は当事務所職員から事情聴取を行うなどして検察に書類を送致します。
　このような活動から、当事務所管内で平成24年4月から平成25年1月までの3ヶ月で14人の投棄者が特定されました。

特定された投棄者にはゴミの撤去・処分の義務があるのはもちろんですが、河川法施行令及び廃棄物処理法に違反する犯罪であるため、罰金等の重い刑罰が科せられます。なお、投棄者を特定できなかった場合は地元市町村や国が税金を使って処分を行います。 　このような行為は絶対に許されるものではなく、当事務所では不法投棄に対して警察と住民の皆様の協力を得ながら、今後も厳格な対応を行って参りたいと思います。 　美しい千曲川・犀川を守るため、不法投棄は絶対にしないでください。
			松本出張所管内で平成24年11月からの3ヶ月で収集されたゴミ