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 掲載日 2012/10/09

 
 川のほとりに人が住み、町を結んで列車が走る。川を感じる鉄道小旅行

 乗りテツ 川紀行 「小海線と千曲川

 

 山梨県の小淵沢(こぶちざわ)を出発して清里駅から登ってきた2両編成の気動車は、県境にあるJRの鉄道最高地点(1,375m)を越えて長野県の野辺山(のべやま)駅(JR日本最高駅 1,345m)に到着します。
 高原の野菜畑を走り抜け、次の信濃川上駅を過ぎたところで鉄橋を渡ると、源流の甲武信ヶ岳から流れ下りてきた千曲川と高原列車の併走が始まります。
 日本一の大河もここでは山間を縫うように流れる渓流の様相です。
         源流の里 信濃川上駅
 やがて左手に穂積(ほづみ)発電所の取水施設が見えてきます。日本一の長さを誇る信濃川、その上流の千曲川とその支川には大小合わせて約100箇所もの水力発電所があります。
 海瀬(かいぜ)駅の近くでは海瀬発電所の巨大な放水管が線路の上空を渡っています。
 佐久市の手前で千曲川と離れた小海線の列車は、第三セクターしなの鉄道線との分岐駅である終点の小諸駅に到着します。
 小諸は城下町としても有名で、駅のすぐ近くにはかつての小諸城趾「懐古園」があり、往時を感じさせる風情を漂わせています。
 眼下に西浦堰堤(えんてい)(東京電力)を望み、少しずつ川幅を広げる千曲川は、しなの鉄道線とともに中流部の上田市に向かって流れていきます。
      小諸駅構内と懐古苑園から望む西浦堰堤

 
                                               by クボタ

 

 

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