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千曲川だより

 掲載日 2012/09/19

 

 

「笠倉築堤事業」に必要な用地の取得が完了しました

 


 千曲川河川事務所管内の中野市立ヶ花下流部には、国の直轄管理区間では全国的にも希な無堤防地区が存在しており、昭和56年、57年及び平成18年の出水により家屋への浸水被害が発生したため、その解消に向けて集中的に治水事業を展開しています。
 その中で、唯一工事が行われていなかった豊津笠倉地区についても、平成22年度から築堤事業が行われています。


 工事を行うにあたっては、堤防などの敷地はもちろんのこと、工事用車両が通行するための道路や、工事資材を仮置きする場所などの事業用地の確保が不可欠です。
 当事務所では、平成22年度から各土地所有者の方々等と事業に必要な土地の引き渡し、及び工事期間中に必要な土地の借り受けのための補償契約をお願いし、用地確保を進めてまいりました。笠倉築堤事業は、既存の住居地域に新たに堤防・樋門などを設置するもので、住宅や倉庫などが移転の対象となる方々も多く、また土地に関わる権利が複雑な事例などもありましたが、用地の取得にあたっては、地権者はもとより、多くの関係者からご協力を賜るなか、このたび全区間にわたり事業用地の取得を完了することができました。

平成23年6月説明会の様子(笠倉公民館)
平成24年8月30日 下流側(終点)を望む
施工状況(下流から上流方向を望む)

 おかげさまで、工事については現在上流側樋門及び上流側築堤約300メートルの施工を終えてます。
 今後、必要な遺跡調査を行い順次下流に向かって築堤及び下流側樋門の工事を進捗させ、平成25年度の完成を目標として事業を進めて参ります。

 事業用地をご提供頂いた土地所有者、耕作者の方々及び地権者会役員の皆様方に、この場をお借りして改めて御礼申し上げますとともに、今後とも治水事業にご理解とご協力をお願いいたします。

    
笠倉築堤事業用地の概要

  取得面積  約  14,000u
   (うち宅地 約 2,000u)

土地所有者等 約30名

  

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