〜より美しくよりきれいな河川を目指して〜
信濃川水系水質汚濁対策連絡協議会千曲川流域部会が開催されました

　平成24年7月26日（木）に千曲川河川事務所において、国土交通省（千曲川河川事務所、松本砂防事務所、大町ダム管理所）、長野県の関係部局（河川課、水大気環境課、生活排水課、環境保全研究所）、流域市町村のブロック代表4市（長野市、上田市、佐久市、松本市）が出席し、平成24年度信濃川水系水質汚濁対策連絡協議会千曲川流域部会が開催されました。


　当協議会は、水質行政と河川行政とが調整を図り、水質汚濁防止対策を積極的に推進することを目的として昭和47年に設立され、平成17年度からはより地域に根ざした活動や円滑な情報把握に資するよう、新潟県内と長野県内にそれぞれ信濃川流域部会と千曲川流域部会を設立し、以来、協議会や流域部会の場を通じて、水質調査と水質汚濁に関する情報交換や流域の方々の生活や環境に重大な影響を及ぼしかねない水質事故の対応強化を図るなど、水質保全対策に努めてまいりました。

　今回の部会では、水質事故発生時に関係機関の連携を迅速かつ円滑に図ることを目的として、水質事故情報伝達訓練を県内全ブロックで実施することや、水質事故防止のために、より一層の注意喚起や啓発活動等の実施することなどが、平成24年度の事業計画として承認されました。
　また、松本市から優良団体として推薦のあった「上高地を美しくする会」を千曲川流域部会として運営委員会へ推薦することが了承されました。

　千曲川河川事務所では、今後も協議会を通じ関係機関と連携しながら、河川美化活動の啓発や水質事故時の円滑な対応など、千曲川・犀川等の水質汚濁対策を進めて参りますので、皆様方におかれましても、美しい千曲川・犀川となるよう、河川利用の際には河川にゴミを残さないなど、河川愛護についてご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。