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千曲川だより

 掲載日 2012/6/18

 

 

千曲川を眺めながら信越トレイルを歩きました

 

  飯山市の西から北方面は、弧を描くように関田山脈と呼ばれる山々に囲まれています。この標高1000m前後の山並みには、信越トレイルと呼ばれる全長80kmのトレッキングルートが整備されています。斑尾山から始まり、新潟県十日町市松之山方面にまで達します。このルートの大半は信濃と越後の国境にあたります。つまりは長野県と新潟県の県境を歩く道です。そのためちょっと振り向くだけで千曲川と日本海を一度に見ることができます。

柏尾橋から湯滝橋までは千曲川の川幅が狭くなる。

 一日で信越トレイル80kmを走破できるほどの鉄人ではありませんので、今回は戸狩温泉スキー場から鍋倉山までの一部のコース(section4)を歩きました。まず、県道脇にある鍋倉山の登り口まで、車で自転車を運び、そして戸狩温泉まで車で戻り、山歩きのスタートです。

新潟県側は建設中の北陸新幹線が見える。上越市板倉区ではこの冬、地すべりが発生した。

 アーチ型の関田山脈と並行するように、千曲川はゆるやかに北から東へと流れを変え、新潟県に向かいます。
 関田山脈はそれほど高くはありませんが、日本海から割と近く、湿った北西からの湿った季節風を上昇させるため、この付近には大量に雪が積もります。
 鍋倉山の山頂付近には大量の雪が残っていました。自転車を置いた県道まで下るとき、ブナが多く残る森はまだ雪に覆われ、雪の下を沢が流れているのが見えました。この雪融け水はもちろん千曲川に流れ込みます。

千曲川下流方面を望む。千曲川は新潟県で信濃川と名を変えて日本海に注ぐ。

 予想以上に雪が残っておりちょっと驚きましたが、何とか県道までたどりつきました。自転車で県道を快適に下り、戸狩温泉まで戻りました。
 信越トレイルのコースは倒木除去や草刈など整備がされており、お陰様で安全に歩くことが出来ました。ありがとうございます。

                                               (調査課 大倉)
  

 

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