第81回 河川一斉パトロールが行われました
　　　〜千曲川・犀川をきれいにしましょう〜

　信濃川を守る協議会（※）主催による「第81回河川一斉パトロール」が6月4日（月）に千曲川流域4ブロック（長野・上田・佐久・松本）で一斉に実施されました。千曲川河川事務所からも、長野・上田・松本の3ブロックにおいて、合計15名の職員が参加しました。河川一斉パトロールは、信濃川水系河川の浄化対策として毎年春と秋に実施しております。

※信濃川を守る協議会
　信濃川水系に係る河川の沿川に所在する長野県41市町村・新潟県13市町村で構成され、河川の水質保全や水質汚濁防止などの各種活動を行っています。


○長野ブロック
　長野ブロックでは、国・県・流域市町村・警察署等の各関係機関56団体が106名が8班に分かれ、開会式の後、班ごとに千曲川及び犀川のパトロール及びゴミの回収等の作業を行いました。

　今回長野ブロックでは、ペットボトル、古雑誌等の一般ゴミのほか、タイヤ２本、廃オイル缶、消化器、鉄くずなどの大型ゴミなど合計1.33tを回収しました。
　今回のゴミの量は、平成23年春（5月）に実施したパトロール時の実績1.97ｔより減少しました。

長野ブロック開会式	清掃活動風景	回収・集積されたゴミ

○上田ブロック
　上田ブロックでは、戸倉出張所の職員をはじめ関係機関47団体から132名が河川パトロールを行った結果、ペットボトル、空き缶などの生活ゴミのほか、自動車１台、洗濯機、テレビ・ラジカセなどを回収しました。
　今回のゴミの量は2.89tで、平成23年春（5月）に実施したパトロール時の実績3.32tより減少しました。

上田ブロック開会式	清掃活動風景	回収・集積されたゴミ

○松本ブロック
　松本ブロックでは、松本出張所の職員をはじめ関係機関30団体から106名が河川パトロールを行った結果、ペットボトル、空き缶、空き瓶、段ボールなどの生活ゴミを回収しました。
　今回のゴミの量は2.96ｔで、平成23年春（5月）に実施したパトロール時の実績1.73ｔより増加しました。

パトロールの結果報告		回収したゴミの一部

　河川は潤いのある水と緑の貴重な空間であり、河川敷は地域の皆さんに公園、運動場などに利用され、河川を流れる水は、私たちの生活に欠くことのできない水道・農業・工業等の様々な目的に利用されています。

　この貴重な財産である千曲川・犀川からゴミがなくなり、美しくきれいな川になるよう、皆様方のご理解とご協力をお願いいたします。