掲載日 2012/5/9
五里ヶ峯から千曲川を眺めました
5月の連休最後の日曜日、時折雨が降る天候の中、坂城から屋代まで、千曲川の右岸側にある小さな山脈を縦走しました。上信越自動車道で坂城インターから更埴ジャンクションに向かうとき、3つの長いトンネル(五里ヶ峯、森、有明山)を通りますが、それらのトンネルの上を歩いたことになります。
しなの鉄道で坂城駅まで行き、坂城神社から山歩きのスタートです。最初の眺望は葛尾城跡からです。城が建っていただけあって、ここからは坂城や戸倉がよく見えます。もう少し早い時期であれば桜も一緒に撮影できるビューポイントです。
葛尾城跡からさらに登ると、今回のルートで一番標高が高い五里ヶ峯の山頂にたどりつきます。山頂には眺めを遮る木々がなく、千曲川を見下ろせます。千曲川を挟んだ正面には冠着山が見えます。
かつての北国街道で追分(軽井沢)から善光寺に向かうとき、戸倉宿に着くと善光寺まであと五里なので、戸倉を見下ろすこの山が五里ヶ峯と呼ばれたそうです。五里は約20kmです。
五里ヶ峯を下り、有明山を目指してひたすら尾根を歩きました。道中、地響きのような音が聞こえましたが、もしかしたら足もと深くを新幹線が通過したのかも知れません。北陸新幹線の五里ヶ峯トンネルもこの山脈の中を通っています。こちらのトンネルは国内有数の延長で、15km以上(四里弱)もあります。
ようやく着いた有明山では木々に遮られ千曲川を眺めることができませんでした。実は浸透対策工事の今年度予定箇所を山頂から撮影するつもりでした。千曲川左岸の冠着橋下流520mと平和橋下流1480mの堤防を強化します。
有明山からしなの鉄道の屋代駅の裏側に下り、今回の山歩きを終えました。少し長い距離ですが、五里ヶ峯を下りてからは平坦な道が続いています。有明山からは森将軍塚古墳を通って県立歴史館に下りる道もあったようで、そちらを選べばよかったと少しだけ後悔しました。
(調査課 大倉)
しなの鉄道で坂城駅まで行き、坂城神社から山歩きのスタートです。最初の眺望は葛尾城跡からです。城が建っていただけあって、ここからは坂城や戸倉がよく見えます。もう少し早い時期であれば桜も一緒に撮影できるビューポイントです。
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上流の坂城方面 | 下流の戸倉方面 |
葛尾城跡からさらに登ると、今回のルートで一番標高が高い五里ヶ峯の山頂にたどりつきます。山頂には眺めを遮る木々がなく、千曲川を見下ろせます。千曲川を挟んだ正面には冠着山が見えます。
かつての北国街道で追分(軽井沢)から善光寺に向かうとき、戸倉宿に着くと善光寺まであと五里なので、戸倉を見下ろすこの山が五里ヶ峯と呼ばれたそうです。五里は約20kmです。
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五里ヶ峯から千曲川を望む |
五里ヶ峯を下り、有明山を目指してひたすら尾根を歩きました。道中、地響きのような音が聞こえましたが、もしかしたら足もと深くを新幹線が通過したのかも知れません。北陸新幹線の五里ヶ峯トンネルもこの山脈の中を通っています。こちらのトンネルは国内有数の延長で、15km以上(四里弱)もあります。
ようやく着いた有明山では木々に遮られ千曲川を眺めることができませんでした。実は浸透対策工事の今年度予定箇所を山頂から撮影するつもりでした。千曲川左岸の冠着橋下流520mと平和橋下流1480mの堤防を強化します。
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昨年の夏に撮影した冠着山からの眺めを代わりに。 |
有明山からしなの鉄道の屋代駅の裏側に下り、今回の山歩きを終えました。少し長い距離ですが、五里ヶ峯を下りてからは平坦な道が続いています。有明山からは森将軍塚古墳を通って県立歴史館に下りる道もあったようで、そちらを選べばよかったと少しだけ後悔しました。
(調査課 大倉)