掲載日 2012/02/21
長野県砂利砕石業協会と意見交換を行いました
堤防や道路をはじめとする社会基盤整備には、良質な砂利や砂が必要であり、こうした骨材(こつざい)を、砂利採取法や河川法に基づき、河川内からも適正に採取してきました。しかしながら、千曲川や犀川では河床低下が進行し、砂利の採取や河川環境の維持に少なからず影響を与えています。
こうした中、12月に新潟・富山・石川・長野の各県の砂利採取組合が、砂利採取許可量の増量を求める要望書を北陸地方整備局に提出したことを受け、千曲川河川事務所では2月14日に(社)長野県砂利採石業協会と意見交換を実施し、千曲川・犀川水系で砂利採取を生業としている7団体が出席しました。
採取許可数量の増量に対しては、河床低下傾向から採取が厳しい状況であり、引き続き採取規制計画に基づきながらも、今後の出水による河床変動を考慮のうえ、担当する出張所と綿密な打合せを行って頂くよう、河川管理者としてお願いしました。
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協会長より要望書の提出 | 意見の交換 |