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千曲川だより

 掲載日 2011/10/31

 

 

西条小学校4年生のみなさんが神田川水門を見学しました

 

 神田川と言えば、東京都を流れる神田川が有名ですが、実は長野県にも神田川があります。この長野市松代を流れる神田川は生活用水や農業用水として欠かせない存在ですが、ときとして松代に洪水をもたらしました。そこで蛭川に合流していた神田川を直接千曲川に流すために、新たに神田川放水路が掘削されました。

 先日10月27日に、神田川沿いにある長野市立西条小学校4年生が、地元を流れる川についてもっと知るために神田川沿いを歩いて下り、千曲川との合流点にある神田川水門を見学しました。

19.5×9.42mの巨大水門 千曲川の眺め

 この神田川水門は千曲川が増水したときに、ゲートを閉じることにより神田川への逆流を止める役割を持っています。もしゲートが閉じられれば神田川自体の流れもゲートによって堰き止められるので、水門の隣りにある排水機場からポンプアップされ、千曲川に流されます。9月に名古屋市で大雨を降らせた台風15号が千曲川を増水させた際にも、この神田川水門は閉じられました。

電動式捲上機 停電時用自家発電

 神田川水門は千曲川河川事務所が管理する水門の中では、蛭川水門に次いで2番目に大きな施設です。児童たちは階段を登り、地上10m以上にある上屋に収められた電動モータや自家発電施設を見学しました。ここからは千曲川の様子がよく見えます。神田川放水路で水浴びをする鴨を見つけた児童に、担任の先生は「鴨かも知れないね」、「鴨を呼ぶときはカモーンと言うんだよ」と教えていました。

西条小学校4年生のみんな

 水門の見学が終わり元気な児童たちからご丁寧なお礼を頂きました。その後みんなは、かつて蛭川に向かって流れていた旧神田川を目指して歩いていきました。そこは今は神田川親水路と呼ばれ、春は芝桜によって彩られます。

神田川水門から松代方面の眺め

 千曲川に関して総合学習等のご要望がありましたら、千曲川河川事務所までご連絡ください。
  

 

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