掲載日 2011/07/27
笠倉護岸工事現場見学会を開催しました
7月22日(金)に長野県中野市で実施されている笠倉築堤護岸工事の現場見学会を開催しました。
築堤盛土は、情報化施工による締固管理技術を採用しています。情報通信技術を活用した情報化施工によりにより、高効率・高精度な施工が実現できます。
汎地球測位航法衛星システムとトータルステーションという距離と角度を同時に測る測量機器が、ローラに設置された測量用プリズムを自動的に追尾することにより、ローラの位置情報を得ます。それにより座標値に基づいてメッシュ化された施工面の締固め回数をオペレータがリアルタイムに把握することができます。どの範囲を何回転圧したかロードローラに設置されたモニタの平面図上に色で表示されます。
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護岸の鋼矢板の打設については、硬質地盤クリア工法という珍しい工法を採用しています。オーガを連動させながら矢板を圧入するため、低振動・低騒音の施工が可能です。
先端にオーガをとりつけて掘削し、一度地盤を緩めてから鋼矢板を打設します。
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○ 笠倉築堤護岸→地図