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千曲川だより

 掲載日 2011/03/28

 

 


「東北地方太平洋沖地震」津波の内水排水支援へ!
〜排水ポンプ車と作業員が懸命に活動中〜

 

 
 北陸地方整備局では、東北地方太平洋沖地震により甚大な被害を受けた現地に対し、災害対策派遣隊を派遣し被災状況の把握や、災害対策用機械の運転支援などを懸命に行っています。

 このうち、千曲川河川事務所からは機械担当の職員が石巻市や東松島市に派遣され、巨大津波が残した海水の排水作業にあたりましたが、石巻市内の北上川河口付近では、3階建ての建物の屋根まで津波が到達した痕跡が残り、低地に流れ込んだ海水がそのまま湛水地となり、家屋などを沈めたままとなっていました。
 

建物の3階以上にまで到達した
津波の痕跡(石巻市内)

水没した電柱が確認できる
湛水地(石巻市内)
 
  湛水している箇所の広さにもよりますが、毎分約30トン及び60トンの排水能力を誇る排水ポンプ車を、一箇所について2〜3台設置して12時間連続で稼働させても、湛水地の水位は10〜20センチ下降するといったペースの作業となるため、機械もさることながら、ポンプの設置・交換や燃料補給にあたる作業員にも大きな負担がかかっています。


排水作業後の北上川河口付近の状況
(石巻市内)

傾いた電柱と湛水池
(石巻漁港付近)
 

排水ポンプ車3台による排水
(鳴瀬川河口付近:左岸)

後方の建物は中下排水機場
(鳴瀬川河口付近:右岸)
  3月28日現在、北陸地方整備局全体で20台の排水ポンプ車を被災地に派遣して排水作業にあたっており、約180名が支援業務を実施しています。 

  【北陸地方整備局の対応状況】
  

 

 

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