掲載日 2011/03/24
「東北地方太平洋沖地震」被災状況調査の支援へ!
〜千曲川河川事務所職員5名が現地で活動中〜
国土交通省では、多くの人命と莫大な資産が一瞬のうちに失われるという未曾有の大惨事となった今回の地震災害に際し、人命救助を第一義とし、被災者の救援救助、緊急輸送路の確保などに全力をあげておりますが、当省が所管する道路や河川といった施設の復旧にも取り組まなくてはなりません。(国土交通省ホームページへ)
このため、北陸地方整備局では被災地に緊急災害対策派遣隊(TEC−FORCE)を派遣し、現地調査班、現地支援班等に分かれ、24日現在で20班214名が災害対応に関する支援にあたっております。(北陸地方整備局ホームページへ)
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【千曲川河川事務所としての対応】
千曲川河川事務所からも支援隊の職員5名が、3月21日午前5時に長野市を出発し、すでに北上川河川事務所(石巻市)管内の樋門や関連施設の点検作業と、津波によって残された海水の排水作業に従事しています。
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現地では、津波によって破壊された家屋や施設が無残な姿をさらしていますが、余震によって再度の崩壊を起こす恐れがあるため、行動範囲が限られる中で、水路や樋門、河川護岸といった施設を、一件一件歩いて被害の状況を把握しています。 また、押し寄せた津波が、陸地のもともと低かった部分にそのまま残留し、いたるところに湖ができたような状態となっているとの事で、排水ポンプ車を投入して懸命な排水活動が行われています。 |
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水路の点検状況 | 被災地の状況 |