掲載日 2010/12/28
第11回高瀬川等水環境検討協議会が開催されました
高瀬川等水環境協議会は「青木湖の利用による水位低下について大町地域の合意形成を図ると共に高瀬川の瀬切れ解消状況の検証を行うこと」を目的として、大町市長を委員長に、長野県(大町建設事務所長)、昭和電工梶i大町事業所長)、国土交通省(千曲川河川事務所長・大町ダム管理所長)によって組織されています。
平成18年以来、青木湖の減水が始まる毎年1月頃に協議会を開催しているもので、平成22年12月21日(火)に開催された今回の協議会では、委員長である大町市長の挨拶に続き、関係機関から高瀬川の瀬切れの対応状況、本年度の青木湖の減水見込みの報告及び高瀬川に関連するその他事項について、以下の通り報告・協議が行われました。
![]() 委員長(牛越大町市長)の挨拶 |
![]() 関係機関からの報告 |
1.昭和電工(株)
@11月1日から3月31日までの監視期間中の監視体制の報告。
A本年度の青木湖の減水予想は-9m以内に収まる見込みであることの報告。
2.大町ダム管理所
@平成21年度の取り組みとして7回発生した瀬切れ状況と水路を活用した追加放流による対策。
A大町ダム上流の東京電力の2ダム(高瀬ダム・七倉ダム)による大町ダムの弾力的運用計画の概要。
3.千曲川河川事務所
@本年9月26日から実施した「かんがい水利権減量に伴う高瀬川への還元」報告。
4.大町市
@現在まで青木湖、高瀬川について市民から苦情・要望等はなかったことを報告。
千曲川河川事務所及び大町ダム管理所では、今後も当協議会を通じて関係機関と多様な協議を行いながら、高瀬川の水環境改善を推進して参りたいと考えています。