掲載日 2010/11/19
4事務所合同で衛星回線を利用した防災通信訓練を行いました
局地的集中豪雨をはじめとする異常気象や大地震などの災害が起こった場合、もしくは起こる確率が高いと判断された場合など、関係機関が情報通信網を利用して連携をとることは極めて重要です。
このため千曲川河川事務所と高田河川国道事務所、松本砂防事務所、大町ダム管理所の計4事務所が合同で、11月16日(火)に災害に備え、衛星回線を利用した防災通信訓練を行いました。
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この訓練は、長野市屋島地先において大規模な出水が発生したという想定で行われたもので、情報収集能力に優れた衛星通信車による訓練と機動性に優れたKu−SAT(ケーユーサット)による訓練を同時に行いました。 これらの機器により、4事務所の職員が交代しながら被災想定箇所の映像を伝送したり、電話回線を確保して発信、着信が確実に行えるかなどを訓練しました。 収集した情報は、新潟市にある北陸地方整備局に伝送され、関係する自治体や関係機関の支援、復旧工法の検討に役立てられます。 |
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【衛星通信車とは】 4t車程度の大きさの「衛星通信装置」を搭載した車両で、現地に出向いて情報を伝送します。 Ku−SATよりも更に高画質の映像や、複数の電話回線、データ等を伝送する事が可能です。 【Ku−SATとは】 通信衛星を利用した映像・音声・電話等の通信を行う装置であり、ケースに収めて人力による持ち運びが可能です。 また、映像の受信も可能である事から災害映像の受信用としても利用されています。 |