掲載日 2010/09/27
千曲川で不法投棄が原因とされる水質事故がありました
〜魚のへい死や長野市上水道が取水停止の被害〜
9月14日、千曲市須坂地先の千曲川が白く濁り、小魚が大量にへい死しているのが発見されました。
いち早く現場に駆けつけた千曲市職員の方々によって、川の中から濁りの原因と思われる「白い物質」が引き上げられましたが、千曲川河川事務所で下流の影響を調査したところ、すでに下流約300mの範囲でフナ、コイ、ナマズなどの魚類のへい死が確認されました。
また、水質事故発生の連絡を受けた下流の長野市では、千曲川からの上水道取水を15日の朝まで停止するという、市民生活にも重大な影響を与える事態となりました。
![]() |
![]() |
小魚等のへい死状況 | 川の中から引き上げられた 白濁の原因と思われる白い物質 |
![]() |
現地対応状況(対岸より) |
なお、白い物質の成分等については、現在、長野地方事務所で詳細な調査を進めています。