中学生らによる水生生物調査が行われました
水生生物調査は、川にすむサワガニ、カワゲラなど肉眼で見ることができる大きさの生物を調べることによって、簡易に河川の水質を知ることができます。
環境省と足並みを合わせ昭和59年から全国で実施しており、この調査によって川に親しみ、川を理解し、河川愛護や水質浄化に関心を持ってもらうきっかけになるよう、沿川流域の中学生に参加していただきながら、千曲川や犀川でも毎年実施しています。
今年度の千曲川河川事務所管内の調査実施にあたり、安曇野市立豊科北中学校、千曲市立戸倉上山田中学校、長野市立柳町中学校、上田市立丸子北中学校にそれぞれお願いし、管内各所で4回にわたり約70名あまりの中学生が川の中に入り、網などで川の中の生物を採取したり、水質の簡易測定などを行いました。
8月3日(火) 安曇野市立豊科北中学校の皆さん(犀川左岸 田沢橋下流) |
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8月5日(木) 千曲市立戸倉上山田中学校の皆さん(千曲川右岸 大正橋下流) |
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8月10日(火) 長野市立柳町中学校の皆さん(千曲川左岸 屋島橋下流) |
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8月26日(木) 上田市立丸子北中学校の皆さん(依田川右岸 千曲川合流点) |
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河原での調査は、真夏の太陽が照りつける暑い日もあれば、前日までに上流で降った雨の影響で川が濁ってしまった日や、突然の大雨と雷により中断した日などありましたが、どの学校の生徒も熱心に、また興味をもって取り組んでいただきました。
なお、調査の結果、千曲川河川事務所管内の河川はおおむね「きれいな水」と判定されました。
平成21年度全国水生生物調査の結果はこちら(国土交通省HP)