掲載日 2010/07/27
千曲川河川事務所工事安全対策協議会総会を開催
〜官・民一体で、建設労働災害をなくそう〜
この協議会における平成22年度総会が7月23日長野市内において開催され、工事等請負者13社及び協議会役員等63名が一堂に会し、労働災害の撲滅のため今後の取り組み等を確認しました。
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総会に参加された皆さん | 挨拶する佐近工事安全対策協議会会長 |
佐近会長(千曲川河川事務所長)の挨拶の後、規約、平成22年度役員の確認を行い、平成21年度活動報告、平成22年度活動計画及び諸報告が提案されました。
諸報告では、活動内容のひとつである工事安全パトロールにおいて『ロープやバリケードの点検・設置不足』や『ワイヤーロープの点検不足』などのパトロールの結果報告や今年度の工事事故発生件数(北陸整備局管内)が、昨年度のこの時期より多いことなどが報告されました。
また、昨年度、当事務所管内において転圧機械が横転し、オペレーターが負傷するという残念な事故の発生についても報告があり、参加者一同気を引き締め、なお一層の事故防止対策を強化し、無事故・無災害で工事を完成することを誓いました。
また、総会では、平成21年度完成優良工事等局長表彰と、優良工事等事務所長表彰の披露が行われ、千曲川河川事務所管内の工事等で表彰された「替佐築堤護岸及び樋門その他工事」を施工した(株)北條組(優良工事/局長表彰)と、「稲荷山環境整備その他工事」を施工した(株)栗木組(優良工事/事務所長表彰)の受賞紹介が行われました。
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「替佐築堤護岸及び樋門その他工事」の施工で 優良工事(局長表彰)を受賞した(株)北條組様 |
「稲荷山環境整備その他工事」の施工で優良工事(事務所長表彰)を受賞した(株)栗木組様 |
現在、公共工事における入札においては、従来の価格だけで評価していた落札方式から品質を高めるための新しい技術やノウハウといった価格以外の要素を含めて評価する「総合評価落札方式」に変わってきていることから、千曲川河川事務所の白井副所長より、これまで北陸地方整備局において実施してきた状況やその結果、また、今後の新たな取り組みなどについて説明を行い総会を締めました。