掲載日 2010/05/24
洪水時に備え、水門・樋門等の操作員説明会を行っています
千曲川には、水門・樋門等の河川管理施設が46施設あり、ゲートの操作は地方自治体や地元の方々に委託しています。
このため、今年度の洪水時に備え、新任で操作員となられた方々を対象に、水門・樋門等の操作説明会を各地で行っています。
出水時期直前となる5月中旬から順次行っており、 6月上旬までに終了する予定です。
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平成22年5月10日 皿川樋門説明会の様子 |
5月13日(木)に飯山市方面で実施された説明会では、いつ発生するかわからない災害に備えて、水門・樋門の操作を、地元消防団の分団員の方々も担当できる体制にするため、この説明会を受けた方々が中心となって自主的に分団員を集め、操作の説明会等を開催しているという、たいへん防災意識の高い地区もありました。
《水門・樋門等の役割》
河川には、洪水時に家屋等住民の資産を守るために左右岸に堤防を整備していますが、本川(千曲川)に流れ込んでいる支川や水路がある箇所については堤防にゲートを設置して、通常は水を通しています。
洪水時は本川の水位が上がり、支川に逆流する「内水」により家屋等が浸水するのを防ぐため、ゲートを閉めて逆流を防止しています。
平常時 | 出水時 |
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千曲川河川事務所管内にある雨量観測所、水位観測所の雨量や水位の状況は、下記のホームページやiモードで配信しています。大雨や台風時の情報収集にご活用下さい。
【川の防災情報】
HP http://www.river.go.jp
Iモード http://i.river.go.jp