掲載日 2010/05/07
千曲川‘花だより 2010’
4月17日に開催された「小布施花巡り健康ウォーク」は、前日からの雪混じりの雨が本格的な積雪となったことから、一部コースを変更して行われました。
桜並木も季節外れの雪に凍え、堤防から眺める千曲川もこの日ばかりは冬景色となっていました。
信濃毎日新聞社提供 |
昨日までの降雪は一日で跡形もなく消え、快晴となった空のもと約8千人近くのランナー達は、エムウェーブや善光寺などの著名な施設周辺や千曲川の堤防道路など、長野らしさを満喫できるコースを走り抜けていました。なお、堤防道路は第1回大会からコースとして利用されています。
一方、千曲市の千曲川緑地公園親水パークを始点に、長野市の善光寺まで約30qを歩く「牛に引かれて善光寺詣り」が連休最終日に開催され、コース上5箇所あるチェックポイントのうち3箇所が千曲川に架かる橋梁となっていることから、約300名の参加者は菜の花や桃の花が咲き乱れる河川敷を眺めながら善光寺を目指していました。
飯山市の「菜の花渡し舟」も恒例行事として定着し、県内外から訪れた観光客は対岸の菜の花公園までの近道として往復利用していました。また飯山市は全長367qにおよぶ千曲川の中間地点となることから「千曲川のへそ」と位置付け到達記念証を発行するなど、川と菜の花を同時に楽しめるユニークな企画で来場者の興味をひいていました。
小布施町の「千曲川ふれあい公園」にも利用者が多数訪れ、屋外で食事を楽しむ光景などが見られましたが、千曲川の河川敷であるこの場所は、出水の影響によっては水没するおそれがあることを水位標が伝えています。河川敷を利用する際にはこういったことも思い出す機会としてみてください。