流域で水質事故が頻発しています!!（続報）
〜油類の河川等への流出にご注意下さい〜

　今年に入り水質事故が頻発しています。次のグラフのとおり、1〜4月に千曲川河川事務所に報告のあった水質事故の件数は、一昨年と比べて3.5倍、昨年と比べると5倍にもなっています。

グラフ　-　水質事故件数(平成22年4月27日現在)

　水質事故が発生すると、千曲川河川事務所では、長野県環境部及び地方事務所並びに沿川市町村の関係機関と情報連絡を緊密にして、水質事故の発生源から千曲川本川への流出防止に対応しています。

オイルマットの設置作業状況

　事故原因の多くは、灯油や重油の取り扱いの不備（給油の際に誤って流出等）によるものです。今年4月の長野県内は、平年に比べ寒暖の差が大きく、暖房機器を使用する機会が多くなっています。また、５月からは農業用水の使用が本格化することから、水質事故に伴い取水停止等の措置がとられた場合は多大な影響が及ぶことになりますので、油類の取り扱いには十分気をつけて河川に流出しないようお願いします。