掲載日 2010/04/28
安全・安心に備えて!『千曲川・犀川水防連絡会』を開催
−水防関係団体等と情報共有・連携を確認しました−
4月22日(木)に長野市で行われた今年度の連絡会には、千曲川・犀川沿川の直轄管理区間市町村の水防担当者をはじめとして、民間を含む放送局及びケーブルテレビ事業者など32機関48名が参加しました。
会議では、委員等の異動に伴う規約の改正のほか、水防管理団体との合同河川巡視の実施などを内容とする平成22年度の事業計画が提案され、満場一致で承認されました。
また、洪水時に危険が予想され、重点的に巡視点検が必要な重要水防箇所の見直しの状況や、出水時における洪水情報・水位情報などの入手方法及び情報伝達系統などについて、水防関係団体等との確認が行われました。
このうち、千曲川河川事務所からは、平成21年10月の台風18号への対応状況や、防災・減災に向けての取り組み事例としてハザードマップや危険水位を示す表示板の設置を進めていることの紹介に加え、現地に取り付けた表示看板の実物を会場に持ち込み説明しました。また、長野地方気象台からは大雨や洪水などの気象警報等の改善についてなどが報告されました。
この連絡会を通して、あらためて水防の重要性や災害時における情報共有・連携の大切さが認識され、これから迎える出水期に備えていくことにしています。
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会議の様子 | 「わかりやすい量水標」の実物を利用して説明 |