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千曲川だより

 掲載日 2010/04/22

 

 

養蜂協会長野県支部と情報交換を実施しました

 


 河川敷内に繁茂するハリエンジュ(ニセアカシア)等は、洪水時には水の流れを妨げたり、根こそぎ倒れた樹木が流されて下流の橋等に引っかかり洪水をせき上げたりします。
通常時でも、河川巡視の際の視野が遮られ河川管理の支障になったり、ゴミの不法投棄の温床となるなど問題があります。
 このため、河川管理者として計画的に伐採を実施していますが、養蜂業を営んでおられる方々がハリエンジュを利用されていることへの配慮も必要なため、平成17年度からは養蜂協会の方々と毎年この時期に情報交換を行っています。
 
千曲川河川事務所会議室で行われた意見交換会 洪水で流され橋脚に引っかかった樹木等
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不法投棄されたゴミ(警察による実況見分) 人目につきにくい林の中に捨てられる粗大ゴミ

 4月12日に千曲川河川事務所で開催された情報交換には、養蜂協会の長野支部と今回新たに松本支部も参加し、平成22年度の伐採作業に関して話し合いました。
 協会側には、ハリエンジュの繁殖が河川管理上の支障となっていることに一定の理解はいただいていますが、やはり大規模な伐採ではなく間伐程度で済ませられないかなどの要望と、アカシア蜜採取期(4月〜7月が最盛期)における養蜂箱の設置場所に関して配慮してほしいといったことや、ミツバチの増産で受粉が活発になっており、園芸農家などに対する社会貢献になっているという意見も寄せられました。
 河川管理者からは、協会員の生活との調和に配慮して養蜂箱の設置場所を選定していくため、事前に河川敷内での設置場所の届け出を継続していくことと併せて、今後も情報交換の場を設け円満な伐採が進むよう努めていくことを伝えました。
 
洪水時のせき上げの事例(中野市立ヶ花 昭和58年9月)

 

 

 

 

 

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