掲載日 2010/04/12
飯山市の「菜の花さかせるかい」が手づくり郷土賞を受賞しました
国土交通省では、その地域のシンボルとなっている各種の良質な社会資本を広く募集し、選定し、これを全国に紹介することで個性的な地域づくりに寄与することを目的に、昭和61年度から「手づくり郷土賞」を創設しています。
平成21年度は全国で一般部門で17選定され、そのうち千曲川河川事務所管内では、飯山市「菜の花さかせるかい」(大月肇会長会員50名)の取り組む「菜の花による地域活性化(菜の花公園周辺)」が、日頃の地道な活動や、次世代を担う若者たちを育成する活動などの評価により受賞となりました。
長岡市の国営越後丘陵公園で開催された認定書伝達式には、菜の花さかせるかいの大月会長と菜の花すくーる代表の服部さんはじめ、飯山市役所の幹部職員も参加され、国土交通大臣代理として、前川北陸地方整備局長から認定書が伝達されました。
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伝達式後の意見交換会で大月会長から、菜の花の開花ピークとなる5月に合わせて菜の花(野沢菜)を咲かせるよう調整していることや、千曲川の両岸をつなぐ「菜の花渡し舟」の運行が好評を得ていることの紹介、菜の花を活用したジェラートの開発・販売など、「日本一の菜の花計画」を、ふるさとの誇りをもって意欲的に取り組んでいることなどが披露されました。
菜の花すくーるを紹介した服部さんは十代という若さですが、会の活動状況を、持参した写真パネルを活用しながら、しっかりと分かりやすく説明していただきました。
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飯山市では、菜の花公園や千曲川などを最大限に活用し、間近にせまる新幹線開通に向けて、行政も一体となった地域づくりを進めていくとのことです。
全国の受賞案件については、国土交通省ホームページで紹介しています