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千曲川だより

 掲載日 2010/01/22

 

 

災害時に備えて現地画像伝送訓練を実施しました

 

1. 概要

 千曲川流域の安心安全のため災害時において、状況把握・緊急復旧に必要な現地映像情報を、的確かつ迅速に入手できるよう、現地画像伝送装置(情報コンセント、Ku-SAT(ケーユーサット))の操作訓練を、平成21年12月10日(木)に千曲川ふれあい公園(小布施町山王島)にて行いました。

情報コンセントで現地画像を伝送 Ku-SATの設営訓練状況
高感度カメラでの撮影訓練 情報コンセント内部

2. 訓練内容

 (1) 通信衛星を利用した現地画像の伝送 (Ku-SAT衛星小型画像伝送装置)
 Ku-SATは、通信衛星を中継して、映像や電話音声を伝送する装置です。
 山間地等で情報伝達が困難な災害現場において、通信衛星を経由して現地画像・電話連絡を伝送出来る装置が、Ku-SAT(衛星小型画像伝送装置)です。
 小型軽量で災害現場のすぐ近くまで持ち運ぶことが可能で、中越地震や平成18年梅雨前線豪雨などでも、災害現場から現地被災状況映像が、災害対策本部や自治体に伝送されました。

(2) 光ケーブルを利用した現地画像伝送 (情報コンセント)
 千曲川・犀川の堤防に敷設されている国土交通省防災光ケーブルを使って、現地の映像や音声を伝送する装置が情報コンセントです。写真のような柱状の光接続ボックスが情報コンセントで、専用の可搬端末の光コードを接続すれば、カメラ撮影映像を伝送したり電話連絡ができるものです。
 訓練では、現地職員の撮影した映像が、光ケーブルを通って千曲川河川事務所のモニタに映し出され、現地状況をリアルタイムで確認することが出来ました。

Ku−SATの運用事例

平成18年梅雨前線豪雨 (H18.7.19)
中野市替佐地区
千曲川堤防上に設置したKu-SAT 浸水状況を撮影する高感度カメラ

安曇野市明科萩原地区 
犀川堤防沿いに設置したKu-SAT 犀川増水状況を撮影する高感度カメラ

 

 

 

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