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千曲川だより

 掲載日 2009/12/02

 

 

水質事故情報伝達訓練を行いました

 

 平成21年11月26日、佐久地域(11市町村)を対象に、水質事故情報伝達訓練を行いました。

 水質事故情報伝達訓練は、7月に行われた信濃川水系水質汚濁対策連絡協議会※において、千曲川流域部会で承認された事業のひとつで、日頃から、水質事故発生時における情報伝達の正確性や迅速性を確保するため、実際の連絡系統に従って情報伝達を実施しました。


〜水質事故情報伝達訓練の流れ〜


@ 事前に想定した水質事故情報を各市町村へ通報
「○○川に架かる●●橋付近で交通事故を起こし、○○川にガソリンを流してしまいました。
至急確認して下さい。」等
       ↓
A 通報を受けた市町村は事故の詳細を確認(想定)
       ↓
B 市町村から長野県佐久地方事務所へ通報
       ↓
C 長野県佐久地方事務所から長野県水大気環境課へ通報
       ↓
D 長野県から千曲川河川事務所へ通報

 油が流出すると、吸着マットを設置して下流へ被害が拡大しないようにするなどの処置を行いますが、吸着マットでは対応しきれない大量の油等が河川に流出した場合には、水道や農業用水の取水停止をすることがあるため、被害を最小限にするためにも迅速な情報伝達が重要となります。
水質事故の事例(オイル吸着マット設置状況)
長野市・蟹沢暗渠
(平成21年7月24日に油流出事故発生)
長野市・柳原排水機場
(平成21年11月17日に油流出事故発生)

 冬季は灯油を使用する頻度が高くなることから、「タンクから側溝へ灯油が流れた」等の水質事故の発生が多くなります。機器の取扱いに気をつけ、水質事故を起こさないよう注意することはもちろん、発生・発見した場合は、消防署や河川管理者にすみやかに連絡をお願いします。

※信濃川水系水質汚濁対策連絡協議会とは・・・
 信濃川水系の河川及び水路などの公共用水域等に係る水質汚濁対策及び環境保全等について各関係機関相互の協力と連絡調整を図ることを目的として、北陸地方整備局、関東経済産業局、新潟県、長野県、信濃川を守る協議会(信濃川流域内市町村)、信濃川・阿賀野川両水系水質協議会から構成される組織

 

 

 

 

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