掲載日 2009/10/29
平成21年度 生産性向上説明会「後期」を開催いたしました
〜 建設業の現場における生産性向上を目指して PartU 〜
10月21日に開催された説明会には、北陸地方整備局2名(説明者:企画部坪内総括検査官・青池検査係長)、千曲川河川事務所18名、松本砂防事務所12名、大町ダム管理所4名、各事務所の工事受注業者61名の総勢97名が出席しました。
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説明会の状況(坪内総括検査官説明) | 施工体制の留意事項の説明内容 について質問する工事担当者 |
− 説明会の主な内容は以下のとおりです −
1.前期説明会の概要
2.工事書類の簡素化の取り扱い
前期の説明会で質問を受けた内容で、主だった項目についての説明をQ&A方式で行いました。
また、ワ-キンググループを立ち上げ、今後更なる工事書類の簡素化にむけ現在も取り組んでおり、その概要の説明を併せて行いました。
3.一部中止・設計変更事例における改善策について
設計変更を行うために、設計図書に対して、現場精査の結果により差異が生じた場合の検証資料作成のポイントや、総合評価方式の施工提案により設計変更の対象とならない工種があることなど事例を踏まえて説明を行いました。
4.完成検査等を通じての留意点について
検査官としての立場で気づいたことを、施工体制、配置技術者、施工管理、工程管理、出来高管理、品質管理、写真管理の観点で説明を行いました。
5.施工体制一斉点検の結果と留意事項について
平成20年度における点検結果について、以下の改善事項について説明を行いました。
@施工体制台帳に不適切な記載内容が見受けられることや、添付資料不足しているものが多かった。
A工事の下請け契約について、機械費、材料費を契約書に記載していないケースが多かった。
B請負代金の支払い方法について、支払い方法が記載されていない、また労務費相当額未満のケースがあった。
Cその他
6.事故発生状況について
平成21年8月末までに発生したの79件の内容と、対前年比で18件事故が減少している状況を報告しました。
また、公衆災害の対策として、埋設物の損傷防止にあたっては、「建設工事公衆災害防止要綱」に基づく対策を徹底するよう周知しました。