掲載日 2009/10/22
長野市大豆島(まめじま)地区合同防災訓練が実施されました
〜 千曲川河川事務所における水害防止の取り組みを紹介 〜
長野市大豆島地区自主防災会連絡協議会主催の合同防災訓練が、10月17日(土)大豆島小学校及び関係地区公民館を会場に、大豆島地区7地区自主防災会、長野市中央消防署柳原分署及び長野市消防団大豆島分団など、6関係機関・団体約350名が参加して実施されました。
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約230名の住民が参加した避難訓練 | 消防団による消火訓練 |
訓練は、長野市内で震度6強の地震が観測されたとの想定で、初期消火及び被害状況の収集伝達訓練等が実施され、住民各自及び自主防災会の初動対応が確認されました。
地震発生時における各家庭での安全確保訓練、隣近所の救出・救護訓練から始まり、公民館に設置した現地対策本部と小学校に設置した対策本部との情報伝達訓練など、本番さながらの訓練が行われ、参加した自主防災会や消防団などの皆さん方は、真剣に取り組んでいました。
訓練の主会場となった大豆島小学校では、避難訓練に続き、長野市中央消防署柳原分署の協力で初期消火訓練や煙体験等が行われ、多くの地域住民が熱心に取り組んでいました。
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消防署員の指導で行われた初期消火訓練 | 炊き出し訓練に参加した日赤奉仕団の皆さんは AED操作を体験 |
現地訓練終了後、小学校体育館で、地震と並んで重大災害の一つである水害に対して、千曲川河川事務所職員が事務所の事業説明を通して水害の防止・軽減に係る取り組みを紹介し、円滑な避難活動に係る情報提供を行いました。
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体育館に当事務所の防災パネルを展示 千曲川河川事務所職員による事業説明 |
突然に襲ってくる地震や、ゲリラ豪雨から自分の身を守るため、防災・減災に対する住民一人一人の防災意識の向上も必要です。
このような訓練をつうじて、防災に対する意識が高まることを期待します。