掲載日 2009/10/21
千曲川柳沢堤防のしゅん工式が行われました
中野市の柳沢地区で進められてきた千曲川堤防の完成を祝う「千曲川柳沢堤防しゅん工式」が、「千曲川柳沢堤防しゅん工祝賀会実行委員会」主催により、10月13日に現地において行われました。
柳沢地区の河川整備は、無堤地区である柳沢集落の水害を解消するために平成14年度に着手したもので、支川夜間瀬川の合流点処理を含め、全体で750mの堤防整備を行ったものです。
事業推進中の平成18年7月には、立ヶ花水位観測所で観測史上第2位を記録する大出水の発生や、埋蔵文化財の記録保存など、整備の各段階で対処すべき課題がありましたが、用地買収に協力頂いた地域の皆様をはじめ、関係機関の協力を得て無事完成することができました。
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しゅん工式には、100名を越える関係者が出席され、現地での竣工式の後、市内で開催された祝賀会では、実行委員長の小田切中野市長や来賓の皆様より、安全性の向上を祝うあいさつや祝辞が述べられた他、千曲川河川事務所長による工事報告も行われました。
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なお、千曲川河川事務所では、堤防が整備されていない「無堤地区」の解消を重点課題として整備を進めているところであり、中野市内では柳沢地区の他、替佐地区や古牧地区等で事業を実施しています。