掲載日 2009/09/17
長野市総合防災訓練が実施されました。
〜千曲川河川事務所も排水ポンプ車による啓発活動で参加〜
長野市の総合防災訓練が、平成21年9月6日(日)に長野市篠ノ井にある長野県消防学校で開催されました。
訓練は、震度6強の地震が発生し、それに伴う火災が起きたという想定と、降り続いた豪雨により千曲川や市内の中小河川が増水し、浸水被害が発生したという二つの災害を想定して行われました。
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防災関係機関による本部報告 | 住民等による消火訓練 |
訓練には、長野市防災担当者や防災関係機関のほか、地域住民も参加し、総勢約2.000名の参加があり、災害対策本部の設置から始まり、情報伝達訓練や広報活動、避難誘導と避難所の開設、要援護者救出訓練、住民等による消火訓練、救急物資輸送、高層ビルからの救出訓練など、約50種目の訓練が会場内で展開されました。 | ![]() |
水防訓練(自主防災会等による土のう作成) | |
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![]() 負傷者緊急航空機搬送訓練 (佐久総合病院ドクターヘリと長野日赤DMAT隊) |
高層ビルからの救出訓練 (長野県消防防災航空隊) |
千曲川河川事務所では、この総合防災訓練に排水ポンプ車と防災パネルを展示して、水災害等の防止、減災対策について啓発しました。 排水ポンプ車は、25mのプールの水を約10分間で空にできる能力があると聞いて、驚いている方もおられました。 |
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排水ポンプ車の説明パネルも展示しました | |
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排水ポンプの仕組みを説明しました | 避難所の体育館では防災パネルを展示しました |
突然に襲ってくる、地震やゲリラ豪雨から自分の身を守るためには、防災・減災に対する住民ひとりひとりの防災意識の向上も必要です。こういった訓練をつうじて、防災に対する意識が高まることを期待します。