掲載日 2009/09/01
飯山市皿川で排水ポンプ車実働訓練を実施しました
千曲川河川事務所管内には、排水ポンプ車が5台配備されていますが、洪水の際に、迅速に確実な排水作業を行うためには、日頃からの排水ポンプの設置訓練が重要であり、定期的に訓練を実施しています。
近年多発している「ゲリラ豪雨」や、台風時期を迎えるにあたり、内水被害の発生が懸念される地域での防災意識を高めていただくため、飯山市の協力をいただき、8月25日に同市内の皿川樋門において、ポンプ車の実働訓練を公開で実施しました。
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訓練には、地域住民はじめ、市町村関係者、地元消防団など、約50名の方々が見学に訪れ、飯山市からの挨拶に続き、千曲川河川事務所からも訓練の目的や手順について説明しました。
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今回は訓練時間の制約もあり、そのまま皿川に水を循環させることとしましたが、実際の内水氾濫の際は、ホースを堤防上に横断させ、皿川の内水を千曲川に排水します。
作業員の方々は、実際にポンプを稼働させるまで、一連の作業を手際よく進めていました。
また、訓練の途中、しろやま保育園児約20名も見学に訪れました。
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今後も、いつ発生するか予測が難しい「局地的豪雨」などに対応するため、ソフト・ハード両面での充実をはかってまいります。
最後に、当訓練の実施にあたり、全面的にご協力をいただいた飯山市及び関係団体の皆さまに、この場を借りて御礼を申し上げます。