掲載日 2009/05/15
ライブ映像(河川カメラ)を8箇所増設しました!
1.ライブ映像(河川カメラ)増設!
千曲川・犀川ライブ映像(河川カメラ)につきまして、新たに8箇所増設しました。千曲川 : 6箇所 増設 (中央橋、古牧橋、替佐、長沼、小森、塩崎)
![]() |
![]() |
増設カメラの詳細位置図
千曲川 : 6箇所 (中央橋、古牧橋、替佐、長沼、小森、塩崎)
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
2. 河川カメラ設置の目的
1) 水害と河川カメラの必要性千曲川・犀川では、洪水による被害が度々発生しています。
※ 昭和57年9月台風 :支川の樽川が破堤し飯山市木島地区が浸水(浸水家屋6,219戸)
※ 昭和58年9月台風 :千曲川本川が破堤(全半壊家屋15戸、浸水家屋6,584戸)
![]() |
![]() |
最近では、
※ 平成18年7月梅雨前線:浸水家屋全48戸(飯山市13戸、中野市17戸、須坂市3戸、千曲市17戸) 立ヶ花水位観測所で水位10.68m(観測史上第2位)を記録。
![]() |
![]() |
このような、洪水による被害を未然防止・低減するため迅速な水防活動・避難誘導を実現するには、現地の河川状況を早期に的確に把握することが重要となってきます。
↓
そこで、
河川状況をリアルタイムで把握できる河川カメラが必要となり、整備を進めてきました。 (千曲川河川事務所では、平成10年頃から河川カメラ整備開始。現在36箇所設置(千曲川:26犀川:10))
今回増設の河川カメラも、平成18年の洪水で被害が発生した、古牧橋、替佐等の過去に水害が発生した場所をはじめ、人口集中地域で洪水が発生すると被害大きい場所など、水防上重要な箇所に設置したものです。
3. 河川カメラの効果
河川カメラ設置以前は・・・河川パトロール等からの電話連絡くらいで、現地の洪水状況を把握することが困難。
災害対応に苦慮することもありました。
↓
河川カメラが設置されてから・・・
現地河川状況が、ライブ映像でリアルタイムに視認出来るようになり、
水位上昇・被害発生等の異常を早期に把握出来るようになりました。
迅速な水防活動・災害対応が実現
関係機関(自治体等)への迅速で的確な情報伝達
迅速な避難誘導が実現
4. 河川カメラの配信
洪水被害の予防・災害時の迅速な避難を実現すべく関係機関への迅速な防災情報を配信のため、次の機関に河川カメラ映像を配信しています。自治体 (県庁、3建設事務所、10市町村)
ケーブルテレビ (10社)
放送局 (NHK 1社)
また、ホームページにて、河川カメラ映像(1分更新静止画像)をご覧頂けます。
「http://www.hrr.mlit.go.jp/chikuma/」にアクセスして頂き、トップ画面「千曲川・犀川ライブ映像」をクリックして、カメラ選択地図画面にて今回増設の河川カメラ8映像を是非ご覧下さい。