工事施工の円滑化で効率的に事業推進
(施工者・発注者合同で円滑化のため意見交換を実施)

建設業が地域産業の中核として大きな役割を果たしてきたところですが、多くの雇用を維持してきた地域の有力な建設業者の倒産が相次いでいること等により、地域経済の疲弊が著しくなってきています。

北陸地方整備局では、建設業が地域産業の中核として継続的に発展できるよう、緊急の対策を講じています。
早期発注の推進、地元建設業者の受注機会の拡大、生産性の向上対策として、「ワンデーレスポンスを全ての工事に適用し適切な工程管理に資する、工事の施工の円滑化のため、条件明示の手引き、照査ガイドライン、設計変更ガイドライン、一時中止のガイドライン等の活用」により、事業の効率化、生産性向上を図ることを進めています。
また、工事書類の簡素化も実施することにしています。

意見交換では、「工事施工円滑化のための手引き、ガイドライン等」について、事前に提出された意見・質問に対し、上原工事品質調整官から答えていただきました。
施工者側からは、「工事実施におけるワンデーレスポンス対応、工事書類の簡素化」を評価する意見が聞かれました。
発注者側からは、「工事施工の円滑化のための対策に関わる、具体的な対応方法」などの意見が出されました。
今回、施工者、発注者合同で、勉強会・意見交換会を行ったことにより、事業の効率化に結びつくことと思っています。
これから降雨、降雪及び早い夕暮れ等、現場の環境条件の悪化が予想され、また、各工事が最盛期となりますが、工事の事故防止に努め、無事故・無災害で工事の完成を目指します。
企画部上原工事品質調整官の講演資料(PDF書類1.7MB)はこちらから