災害支援活動について防災エキスパート講習会を開催しました。
平成19年11月28日、防災エキスパートで活躍する皆さんと千曲川河川事務所職員が災害支援活動における留意事項等を学ぶ講習会を開催しました。
講習会では、7月に発生した新潟県中越沖地震での活動報告や災害発生後における現地調査活動においての注意事項等について各講師が説明を行いました。
○ 講習会内容
1) 中越沖地震における防災エキスパート活動報告
専門防災エキスパート総括の林数一氏より、中越沖地震での活動内容ついて報告がありました。報告では、被災調査における安全対策や地元住民への対応など活動時において留意した事や苦労したことなどが紹介されました。
2) 平成18年度災害のレビューと今後の土砂災害対策
長野県土木部参事兼砂防課長の栗原淳一氏から平成18年7月豪雨災害におけるその後の対応状況などについて講演がありました。栗原氏は、豪雨災害における被災概要等から土砂災害対応時の警戒避難の難しさ、救助活動等における二次災害の恐ろしさなど、過去の災害事例を交えて今後の活動に関する留意事項等について説明がありました。
今回の講習会を踏まえ、今後の活動における防災意識の向上を図ると共に、よりスムーズな災害支援活動が図られるよう関係者が一体となり取り組んでいきたいと考えております。
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中越沖地震での活動について報告する 防災エキスパート総括 林数一氏 |
土砂災害時における留意時点について語る 長野県砂防課長 栗原淳一氏 |
【防災エキスパート制度とは】
地震及び風水害時などの大規模災害発生時に、迅速、確実、効果的に対処するため、これまで公共土木施設の整備、管理等に長年携わり、一定のノウハウを持った人達に被災した公共土木施設等のスピーディーな被害情報の収集などにボランティアとして協力していただき、被災地域の1日も早い復旧を目指すことを目的に組織されています。
○防災エキスパートの主な業務
1)公共土木施設や市街地などの被災状況モニター
2)公共土木施設、建物、地滑り等の被災状況把握等
3)現地災害対策本部等への支援等
地震及び風水害時などの大規模災害発生時に、迅速、確実、効果的に対処するため、これまで公共土木施設の整備、管理等に長年携わり、一定のノウハウを持った人達に被災した公共土木施設等のスピーディーな被害情報の収集などにボランティアとして協力していただき、被災地域の1日も早い復旧を目指すことを目的に組織されています。
○防災エキスパートの主な業務
1)公共土木施設や市街地などの被災状況モニター
2)公共土木施設、建物、地滑り等の被災状況把握等
3)現地災害対策本部等への支援等