小学生の部 銅賞作品 「初めて下った千曲川」 富井 琳太 野沢温泉村立野沢温泉小学校
 ぼくは、野沢温泉村主さいのイカダ下りに参加しました。場所は飯山市の湯滝温泉のカヌーポートから六キロメートルほど下った市川橋まで下る予定です。そして、友達六人で協力して大きな古タイヤと、ベニヤ板をひもでむすんでイカダを作りました。そして、作ったイカダを千曲川にうかべると、なんとバラバラになりかけながらも、うきました。その時はうれしくて、さっそくイカダに乗りオールをつけて、出発しました。川は「ザー」と音をたてながら流れていて、ぼくはとても楽しくていい気持ちでした。
 けれど川岸に目を向けて見ると、タバコやボールなどのごみがあって残念でした。いつも上から見ている川なのに、その川を今下っているなんていい経験になるといいな、と思いました。と中で川がわかれていたり、鳥が水面を泳いでいて、もしかしてかもかな、と思いました。
 そして、ゴールの近くは、ゆっくり流れている所や早く流れている場所などがあったり楽しかったし、少し残念だけど水の中はにごっていてよくみえませんでしたが、まわりは木でいい色が出ていました。
 そしてゴールまであと少しになったところで石にげきとつ。その時、水がかかって少し冷たかったけど楽しかったです。そして市川橋が近づいてくると、力いっぱいこぎました。だって六キロこいで、ゴール。それに橋の下なんてめったにみられなかったけど今日、みられてよかったです。それにはく力もあって、また来年もきてみたいなー。と思いました。すると友達が
「やったー。ゴールだ。」
とさけんだ時、こう思いました。「川っていい場所だなー。」と思いました。けどなかなか陸につけず最後にとまどってしまって、そして、陸にもついて一安心。
 それに最初はうかぶかとか、こわれないかとか、心配だったけど、うまくゴールまでつけてよかったです。さらに五班中、二位でゴールと、いいじゅん位にもなれてよかったし、千曲川のいいところもみつけられたし、いい経験にもなりました。それに、いい思い出をありがとう、を言いたくなりました。
「ありがとう、千曲川。」
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