小学生の部

銀賞作品 「川と私たち」 佐藤 惇 飯山市立飯山小学校

 
 ぼくは、なぜこの川と私たちというだいにしたかと言うと、学校で川の勉強をしているからです。
 まずはじめに、栄川の勉強をしたことを書きます。水を調べたり、飯山小学校の前の栄川は、どこから流れてくるのかたんけんしたり、パックテストで水をはかったり、生物を見つけたりつかまえたり、飯山小学校の前の栄川のごみをとったりしました。飯山小学校の前の栄川にいた生物は、ヒル、アメンボ、カエル、オタマジャクシ、ドジョウ、ザリガニ、イトミミズです。どの生物もみんなきたない川、池などにいる生物です。CODの値は、八や二十のときが多かったです。だけど雨がふったときは、五や七や十のときが多かったです。でもなぜ雨がふると、あんなにきたなかった栄川の水がいっきにへり五や七や十になるんでしょうか。ぼくたちは、まだ飯山小学校の前の栄川だけしかきれいにしていませんので、もしかしたら飯山小学校の前の栄川がきたないのではなくて、もっと上流から流れてくる栄川がきたないのかもしれません。ぼくたちはもっともっと栄川のことも知るために、二、三学期も栄川のことをたくさん調べたいと思います。
 次に千曲川西大滝ダムのことを勉強しました。西大滝ダムには、ごみがたくさん流れてきます。なぜ台風のときは、大きい石にひっかかっていたごみまで流れてくるのか?
それは、川の水が多くて、波と波がぶつかってごみの量がふえるからだと思います。冬になるとごみは、あんまり流れてこなくなります。しかし春から秋の初めにかけてごみがすごく多いです。また、西大滝ダムは、なぜあんな場所につくられたかと言うと、がんじょうな岩があるからです。水門は、全部で七つあります。流れてくるごみの中で一番多いのは、「木」です。木は、すごく小さい木のチップにしてから土の中へ畑のひりょうとしてまき、しょりします。
 昔は、千曲川には、サケがのぼってきていました。しかし今は、千曲川に一匹もサケは、のぼってきてはいません。それはなぜでしょう。ふつうに考えたら、千曲川の水がとてもきたない川になってしまったからだと思います。千曲川を昔のようにきれいな川にもどし、サケや生物がたくさんすむきれいな川にしたいと思います。
 最初にも栄川の所でも書きましたが、川や池にきたない水や生ごみや油、おもちゃ、ボール、生物のしがいなどをぜったいにすてないでください。きれいな川になりきたない場所ですむ生物がいなくなり、きれいな場所ですむ生物が多くなり、ホタルのようちゅうがたくさんいる川になるかもしれません。ぼくは、そんなきれいな生物がいる美しい川や池にしたいと思います。
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