小学生の部

銅賞作品 「川と私たち」 小林 礼奈 長野市立柳原小学校5年

 私の家は、柳原の中俣と言う所にあります。
 東の方に少し歩いて、土手を登れば、千曲川が流れていて、私の家の前には、八幡川と言う川が流れて、その小さな川がやがては、千曲川へと流れていきます。
 家の前の川は、はげしい雨がふり続ければ、すぐ水の量が増えて、家の中からでも、川の水量がわかるくらいすごいです。
 私が、ようち園のころ、前の川がはんらんしたから、親が向えに来て、早退したのを思い出します。
 その川が道まで、あふれて来てしまって、近くの家の人の車が川の水にうまってしまった事がありました。
 田んぼでも、りんご畑も、めちゃめちゃでした。
 千曲川にいた魚が、上がって来て魚もいっぱいだったのを、覚えています。
 私は、あの時のようには、なりたくないので、今でもはげしい雨がふれば、不安で、たびたび川をのぞいてしまいます。
 でも、千曲川に流れる前に、水門と言うのがあって、そこで、きちんと管理されているから大じょう夫だそうです。
 たまたま、川がはんらんした時は、水門がこわれていたと聞いたので、不安だったけど、今では、水門がこわれていないので、少し不安もなくなりました。
 それに、はげしい雨の時は、町の消防団の人が見回りをしてくれています。
 私たちが安全ですごせるのも、町の人たちのおかげだと思いました。
 家の前の川も、不安だけじゃなくて、白い鳥が飛んで来たり、カルガモの親子が散歩していたり、もちろん魚も泳いでいる時もあります。
 そんな川を見ていると、気持ちも「ホット」する感じがします。
 雨もふらなくて、川の水がないと、いねも育たず、農家の人たちもこまります。
 川の水は、私たちが生活していくためには、大切なものだなーと思います。
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