中学生の部 銀賞作品「忘れられない―千曲川」張 卓 坂城町立坂城中学校
中国にいる私は、毎日この国の美しい風景を見て、すばらしいと思っていました。中でも長江は一番憧れました。優しい流れ、そして広大な山によって、すごく感動的です。初めて見た時、私は「もうこの川は一生忘れられない。」と思っていましたが。
 今年日本に戻って坂城町に住んだ一年間の間、私はもう一つの美しい川を見つけました。
 その川は千曲川。
 ちょうど私が戻った時は春。千曲川の周りの草は、まさに産まれたばっかりの子供の様に、すごく美妙な緑色でした。後ろの山も、灰色の表面に緑色の服を着たように美しいです。千曲川の流れも、その風景によって、すごく優しい流れでした。朝の時、川の流れは「シャララララ」の様に、私に「私は生まれました。これからどんどん生長するぞ!」と私に伝えたいような感じでした。夜の千曲川は「シュララ」の様に、私に「ちょっと疲れたでしょう?早く寝よう、明日もがんばるんだ!」と伝えたい様な感じがしました。まさか春の千曲は産まれたての子供と同じだと思います。

夏の時、千曲川の周りの草は、まさに少年のようにすごく燃えていました。後ろの山も、緑色からもっと濃い緑色に変わりました。千曲川の流れも、その風景によって激しく流れました。朝の千曲川は「ララララ」の様に、私に「はい、私は元気な少年になりましたよう!」と、私に伝えたい感じがしました。夜の千曲川は「シェララララ」の様に、私に「何か悩みありますか?私が解決してやろ!」と、私に伝えたい感じがしました。まさか夏の千曲川はすごく元気な少年と同じだと思います。

秋の時、千曲川の周りの草はちょっと黄色になりました。後ろの山も濃い緑色からいろいろな色が含む山に変わりました。千曲川の流れも、その風景によってちょっと緩やかに変わりました。朝の千曲川の流れはちょっと緩やかで、私に「もう私は大人になりました。だから早く水を流れて人々を助けたいのだ!」と、私に伝えたい感じがしました。夜の千曲川は私に「もう大人になったか、やはり時間って速いな。」と、私に伝えたい感じがしました。まさか秋の千曲川は人々のことを考えられる大人になりましたと私はそう思っていました。

冬の千曲川の周りの草はもう元気がなく倒れました。後ろの山も単調の灰色に戻りました。千曲川の流れもその風景によって、すごく緩やかになりました。朝の千曲川は私に「もう私は体力がないんだ!」と伝えたい感じがしました。夜の千曲川は何も伝えずに、寂しく流れていました。まさか冬の千曲は年取った老人のように、と私は感じていました。
 結局私は中国に帰りましたが、日本の坂城町の千曲川は一生忘れない。その川は四季によって、いろいろな感情が表現されている。だから長江のような感動的です。だから私はこの川一生忘れられません。

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