小学生の部 銀賞作品「ぜんぜんちがうなあ」井出 春菜 臼田町立臼田小学校
親子遠足で千曲川源流にそって歩いてとちゅうの休けいの時川の方へ走って行った。見てとてもびっくりした。それは水が、すきとおっていてすごくきれいだった。先生にこの水飲んでも大丈夫と言われて私も飲んでみた。すごくつめたかった、おいしかった。
 私たちが片貝川を調べた時の事を思いうかべた。片貝川は、見てもにごっているし、生ぬるい。それにCODパックテストでは、最高で100PPMの場所もある。きたない場所に住む虫もたくさんいた。
 次の休けいで、橋の上へすわった。まわりには木や花たくさんの緑があった。橋の上からは、まわりの景色も川もよく見えた。
 臼田の片貝川の事を思い出した。コスモホール前では、まわりの景色は、コンクリートのかべ。コスモホール、田、ほそう道路などだ。私はコスモホール前の片貝川も千曲川源流のまわりの景色になったらいいなあと思った。いよいよ源流。流れも、いつも見ている千曲川とぜんぜんちがった。源流は、少しずつチョロチョロと流れていたが臼田町の千曲川はザーザーと流れていた。
 わき水は、下からうき上がるように出ていた。臼田の千曲川は、たくさんの水が流れている。さわってみた。氷の様につめたかった。十びょうもさわっていたら手がこおってしまうぐらいつめたかった。臼田の方は、少しはつめたいけどきんきんとするすごいつめたさではない。
 最後は、飲んでみた。おいしかった。水道水よりもおいしかった。
 「ああ、この水がいつも水道から出ればいいのに。」と思った。片貝川の方は、そのままでは、飲めない。千曲川源流と片貝川は、ぜんぜんちがうなあ。
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