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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。
 第11回は、「犀川中流(熊倉・陸郷)流量観測等業務」の有賀さんです。


【 犀川中流(熊倉・陸郷)流量観測等業務 】

  大成測量設計株式会社 主任技術者 有賀さん
 休       暇  土曜日、日曜日、祝日
 就 業  時 間  8:30 ~ 17:30


 1.この仕事についたきっかけ


 学生時代に将来を考えるにあたり、建設業界に漠然とした興味を持ちました。具体的に調べていくうちに様々な職種があることを知り、その中でも災害復旧や土木工事の第一段階である測量業務を学んでみたいと思ったのがきっかけです。

 2.本工事現場の特徴・工夫点


 本業務は犀川中流の流量観測所で流速計による低水流量観測及び浮子による高水流量観測、横断測量、流量計算を行い、水位流量曲線式を作成することを目的とした業務です。
 流量観測は6人の班編成で実施しました。測量作業としては大人数であり、低水流量観測は水上での作業、高水流量観測は水際や橋梁上での作業となるため、安全確認・連携・声掛けが重要であると考えられました。業務に先立ち、社内での安全教育会議を行いました。また各作業前に装備等の安全確認・危険予知活動・役割確認・行動時の声掛けを徹底しました。これらの活動により各自が安全意識を高め作業を実施することができました。今回の業務を通じ、私自身も改めて安全への意識を見直す機会となり勉強になりました。


社内安全教育 危険予知活動 安全確認


 3.仕事に最もやりがいを感じたエピソード


 幣社で導入しているレーザースキャナー搭載型ドローンを使用したUAVレーザ測量では、従来の測量方法では踏査不可能だった箇所や踏査困難で多くの時間を費やしていた問題を解決し、スピーディーで高精度な調査が行えました。慣れるまでは飛行経路やレーザー照射角度などの操作技術、また図面作成までに至るデータ解析等様々な苦労がありましたが、成果品を提出した際には発注機関の方に大変喜んでいただいたことで、報われた思いと同時に次回はもうワンランク上の成果品を作成してみたいと感じました。


 4.技術者を目指す学生に一言


 建設業界はICT化や最新鋭の建設機器の開発に伴い、作業の効率性は飛躍的に進歩しています。しかしながら発注者や地元住民の方々の要望を細やかに汲み取り、実現していくためには、まだまだ人の力が必要です。
 非常に多岐にわたる業務で経験を積んでいく度に自身の成長が実感でき、社会基盤整備や災害復旧の仕事に携わることで社会に貢献できる誇り高い仕事であると感じています。ぜひ私達と共にこれからの社会の安全を守っていきましょう。


 

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