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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。
 第1回は、「福島築堤その1工事」の大久保さんです。


【 福島築堤その1工事】

  川中島建設(株) 担当技術者 大久保さん 
 休       暇  土曜日・日曜日・祝日
 就 業  時 間  8:10 ~ 17:00


 1.この仕事についたきっかけ


 地元の工業高校にて3年間土木について学んできましたが、その中で、土木工事が人々の生活を支えている大きな役割を担っていることを学びました。
 しかしながら、最近の建設業界は年々土木や建築関係に勤める人が減ってきているという事を知り、その時に自分の学んできたことを生かし、人々の暮らしを支える土木業界の担い手の1人になりたいと思ったからです。

 2.本工事現場の特徴・工夫点


 本工事は、須坂市福島地先の千曲川右岸において、現堤の堤高・幅を拡充し、洪水時に河川の水を安全に流下させるために行われる工事です。主な工種は築堤盛土と堤防道路の舗装となりますが、築堤ではICTの技術を活用し、ICT建機による丁張レスの高精度の施工を行いました。また、外部より日常的に大型ダンプで土砂を搬入行うため、現場事務所にいながらその状況をリアルタイムに把握できるよう見守りカメラ(監視カメラ)を設置し、安全管理の向上を図りました。


(見守りカメラ) (カメラの画像)  (ICT建機の施工画面) 
 
 3.仕事に最もやりがいを感じたエピソード


 道路工事や河川工事など、同じ工事でも大きく異なり、その工事によって条件も異なるため、課題もそれぞれ違います。どの工事もすごく大変で、まだ2年目という事で覚える事が山のようにあります。最初のうちは、道具の名前や作業手順、写真整理等教わっていました。
 しかし、何カ月もやっていくうちに余裕が出来、更に新しい事をどんどん覚え、できるようになってきました。今までは上司と2人でやっていましたが少しずつ1人で任されるようになり、やった分だけ手順も覚えられ評価もしてくれるのですごくやりがいを感じています。


 4.技術者を目指す学生に一言


 私達が働く土木業界は体や力を使ったり汚れたりと決して綺麗な仕事ではありません。ですが、大変で辛いからこそ竣工した時の達成感や感動はこの業界だからこそ得れる物と考えています。
 最初は道具や機械の名前を覚えることがとても大変です。でも、大変なことばかりではありません。資格等は、会社がバックアップしてくれるので、色々な資格を取れるのが強みです。


 

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