千曲川河川事務所技術者インタビュー

　千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
　管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。
　第11回は、「屋島築堤その１工事」の花岡さんです。

【屋島築堤その１工事】

川中島建設株式会社　担当技術社　花岡さん
休　　　　　　暇	土曜日、日曜日・祝日（場合によって休日出勤有り）
就　業　時　間	8：00　～　17：00 （通常勤務時間）

１．この仕事についたきっかけ

　自分たちが普段暮らしている地域やその生活を支えているのが建設業であるということを高校で勉強し、自分もそれに関わりたいと思い今の仕事を選びました。

２．本工事現場の特徴・工夫点

　本工事は、千曲川左岸、長野県長野市の屋島地区の堤防で盛土工事を行います。必要な高さや幅が不足している現在の堤防をより安心できる大きな堤防にする事業のひとつとして、今回は堤防の幅を拡げます。
　工事を行う堤防の上は一般車両が多く通る市道を兼ねた堤防道路となっていて、ダンプトラックは仮設の工事用道路を経由し、その道路を横断することで盛土用土砂(河川内で採取)を運搬します。


堤防段切り作業	仮設工事用道路の築造

３．思い出の現場・仕事

　平成29年に入社し、これまで関わってきた現場は研修のような意味合いが強く、先輩や上司の指示に従って目の前の仕事をすることに精一杯で、思い出といえるほどの現場はないですが、今回は初めて築堤工事に配属させてもらっています。
　分からないことがとても多く、また新鮮なことばかりです。少しでも戦力となれるように努力して、今回の工事が思い出の現場として堂々と話せるように経験を積んでいきたいと思っています。

４．建設技術者を目指す学生に一言

　自分は、この仕事の経験が浅く、分からないことの方が多いのが現状ですが、先輩方から聞かされるように「はっきりと形として残る仕事」だと感じています。大変ではありますが、ものづくりとしてやりがいを感じることのできる仕事だと思います。