斜面崩落の現場写真
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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。
 第6回は、「不動沢左岸他地質調査業務」の大出さんです。


不動沢左岸他地質調査業務

  基礎地盤コンサルタンツ(株) 担当技術者 大出さん 
 休       暇  土曜日、日曜日・祝日
 就 業  時 間  9:00 ~ 17:00


 1.この仕事についたきっかけ


 幼い頃から化石に興味があり、化石について学ぶことができる地学系の学科がある大学・大学院へと進学しました。就職するに当たり、これまで学んできた地学の知識を生かして社会へ貢献することができる職業に就きたいと考え、建設コンサルタント業を選択しました。

 2.本工事現場の特徴・工夫点


 当社は地盤に強い総合コンサルタントとして、社会資本の整備・維持管理、防災・減災に幅広い領域から取り組んでいます。
 私は地盤調査部門に所属していますが、業務内容は多岐に渡り、地質調査、斜面や構造物の点検、構造物の健全度調査などの業務に携わってきました。まだやったことのない業務を担当する場合は具体的なイメージがつかめず苦労することもありますが、新しい知識を吸収しながら業務を円滑に進めていくのはやりがいがあると感じます。
また、様々な分野に精通した上司・先輩方が周りにいらっしゃるので、積極的に質問などをすることでさらに自分の枠を広げていける環境が整っています。


 3.思い出の現場・仕事


 熊本地震の災害対応として地震直後に現地入りしました。雨の降る中、斜面崩壊の発生現場に行くなど、危険な現場もありましたが、そのことで改めて防災・減災の重要性を感じました。
 また、世間から建設コンサルタント業界に求められていることについて
考えるきっかけとなり、私のやっている仕事の意味を見つめ直す機会になりました。
 
  斜面崩落の現場写真 

 4.建設技術者を目指す学生に一言


 建設コンサルタント業は一般的にはあまりなじみのない職種だと思います。多岐にわたる仕事内容、分野ごとの専門知識の必要性など、求められるハードルは高く、きついことも多くある仕事ですが、ひとつひとつ自分のものにしていくことで着実に自分の成長を感じることができる職業だと感じています。自らの経験と知識を総動員して社会に役立つものを作り上げていく、この点が建設業界の醍醐味だと私は思います。


 

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